晩婚経済 その①
以前書いたこともありますが、私は、結婚するまで特に家計の事には
全く関心がありませんでした。
一応、少しでも金利の高い金融機関を探したり(健全ではない金融機関も
あるので、破綻経験2回あり。全額保護されましたが…)、投資的なことを
やってみたりしてはいました(結果は芳しくなかったです)が、支出面はさっぱり
気にしていませんでした。
思い出してみると、それなりに意識を持ってやっていたはずの資金運用面
についても、銀行などからの通知を見ずに放っておいて、開けてから慌てる
といったことを日常的にやっていたので、結局のところ、やってはみたけど
面倒臭くて、飽きているような状況だったと思います。
まあ、元々それほどお金を使うような趣味などもなかったし、そもそも
服や小物や電化製品などに関心も物欲もなかったので、子ども部屋のおじさん
をさせてもらっている実家にそれなりにお金を入れるぐらいが月々の大きな
出費だったので、どちらかというとお金が溜まっていく状況だったと思います。
そして、そんな状況から意識が変わるのが、結婚を意識し出した頃からに
なります。しかし、その前に「プチ」転換点といったような、ターニング
ポイントがありました。
それが、婚活を始めたことです。
続きます。
(婚活直前の家計状況)実家生活
○自分専用の車は所有。実家前に駐車で駐車料金かからず。普段は、
時間の制約がなければ、ある程度の場所までは自転車移動だったので、
ガソリン代もそんなに掛からなかった。ちなみに、自動車に趣味もない
ので、とある国産メーカーの1300cc。
○毎月、実家には7~8万円入れていました。
○趣味の費用としては、漫画本とかアニメDVDくらいでした。それも中古
購入が主だったので、月1万円も使ってなかったな。
○その他として、後は、スポーツジムの会費とか運動関係の買い物が少し。
○職場も歓送迎会と忘年会以外の飲み会が殆どないことが多かったので、
飲食代があまりいらなかったですね。食べ歩きの趣味もなかったし。
閑話休題 雑感① フェイスブックについて
今回は、テーマも何もない雑感です。こういった記事もたまには良いの
ではないでしょうか(多分)。
先日、妻から「SNSってなんだ?」と尋ねられました。そこで「SNSとは
いくつかのコンテンツの総称であって…」というような説明をして、Facebook
画面を見せたりしましたが。
その時、妻からの素朴な疑問が…。
「hoseisyosiは記事をあげてないの?」
そうです。私は、結婚して、会う時間があまりなくなってしまった友達から、
「あまり会えなくなったけど、Facebookやっているから、これが近況代わりで
覗いてみてよ」と言われ、その目的だけのためにFacebookを開設したのでした。
ということで、Facebookは全く記事を書いていないのでした。
妻は、プライべート情報を発信することが嫌いなので、私がFacebook記事を
書いていないこと(プライベート写真等を掲載していないこと)に安心した
ようでした。
「私が嫌なことはわかっているんだ」
しかし、本当は書くことがないだけなんですけどね。
Facebookで発信できるような、旅行とか、趣味とか、食べ歩きとか、競技
スポーツしてるとか、いい車とか、華やかな交流とか、グレートギャッピー
みたいな生活とか(最近読んで面白かったです)、仕事以外の活動とか、本当に
何もないです。
むしろ、そんなものがあれば、晩婚になっていなかったかも知れないと
思いますけどね。
でも、そういう活動的な方に憧れはあります。
特に、仕事として、あるいはそれ以外で社会活動、地域活動、ボランティア
活動などを忙しくされている方とちょっと関わったことがあるのですが、やっぱり
輝いているというか、活き活きされているんですよね。活動関係などの交友関係
も広いですし。Facebookの友達だって何十人もいてそうです。
私には無理だな~。仕事をしつつそんなこともできないし、かといって、仕事
辞めても家族と食べていけるだけの稼ぎを得られるような活動もできそうもない。
今は憧れだけ、定年後に期待かな。
晩婚婚活 その①
今後は、いくつかのテーマを定めて、その辺りを中心に書いて
いきたいと思います。
まずは、晩婚といっても、結婚できなければ「晩婚だぜ」と
言えないただの独身者だった訳で、婚活のテーマは欠かせないのでは
ないかと思う訳です。
早速ですけど、私のように、女性に対して非常に奥手なタイプが
にとっての婚活は「プライドや楽観的な見通しを捨て去る」こと
から始まるのではないかと思います。
アラフォーになって、これまでの長い人生で、女性とまともに
付き合ったことがない私でしたが…
「いつか、自分の良さをわかってくれる、年下のかわいい女子
が告白してくれる」
という根拠のない自信というか、願望がありました。
でも、それは奇跡に近い…。
好きに人には、それを伝えて、自分の良さをアピールしないとお姫様
はあっちから来ないと思います。今は。よほどのイケメンとか、お金持ち
だとかでなければ皆無といっていいでしょう。
でも、振られることが怖くて、女性にアプローチもできず、淡い
期待だけを持ちつつ、時間だけが経ってしまい、もはやあらフォー。
そんな、私みたいな人も多いのではないかと思います。
そこから、どうやって婚活するに至ったか?
それはまた次回に書きます。
探してみたら良いこともあるね
晩婚良いこと探しも2回目です。良いことは、それぞれ関連した感じになりますね。
◯これまで関心なかった事に関心が持てるようになった
一番大きな事は家計の事ですね。これまでもあまり使う方じゃなかったし、ある程度必要と納得しないと買い物しないタイプだったので、浪費は全くしませんでした。でも、しっかり意識を持つと、それでも無駄な事もいっぱいありました。
何より、お金の面は中心になりますが、生活関連の事に関心を持ち出すと、色々な事を知ることができて、却って楽しいです。
結果、生活スキルも上がったと思います。保険、年金、運用、ニーサ、イデコ、クレジットカード、預金口座など、色々と調べて見直したり、加入したりしました。結構、この蓄積も大きいと思います。それと、このテーマの派生ですが…
◯役所などの手続きが苦ではなくなった
というのもあります。家に来る郵便物も目を通すようになったので、プレゼントの申し込みが期限切れに‼︎という事態もなくなりましたね。
人によっては、それってメリットか⁉︎という内容だったかも知れませんが、私にとってはとても良かったと思います。個別具体的な事はこれからということで、晩婚のメリット、デメリットというテーマは、これで終了したいと思います。
晩婚してもいいことあるよと言ってみたいけど
前回の続きです。晩婚になってしまった人、アラフォーで婚活をしている人にも
勇気を与えるようなことを探してみたいと思います。
○やっぱり経験面かな。
⇒婚活、結婚、子育ては、これまで実家暮らしで「子ども部屋のおじさん」
よろしく、両親のお世話でだらだらと過ごしていた身には、とても大きな
変化で、大変だったことも多かったですが、これまで以上に、本当にたくさん
の経験ができたので良かったと思います。視野も広がったし、この年で、
いまさらながら新鮮な時間を過ごせています。
○生活力が上がった。
⇒実家では何もしていませんでした。家事など全くですね。婚活を始めた
理由の一つが「結婚して家事を奥さんにやってもらいたい」でもありました。
ところが、そんな甘いものではなく、子どもができると家事をしない訳には
いかなくなりました。でも、やってみたらできるものです。今のところ、
できないのは、難しい洗濯ぐらいでしょうか。
料理なんかも、結構何とか食べることができるものが作れるようになりました。
結構楽しいです。
これで一人になっても、死ぬことはないでしょう。
まだ何とか思いつきますので、以降は次回に。
わざわざ晩婚しなきゃいいのではないかという話
前回まで晩婚のデメリットを考えてみました。細かいことまで挙げると
キリがないので、デメリットはこれぐらいにします。
ここで、反対にメリットも考えてみようかと思ったのですが、よく考えると、
40歳を過ぎて未婚なら、無理に結婚しなくてもいいのではないかという考えも
浮かびました。
そう、わざわざこれまで書いたような難問を背負い込む必要はないわけです。
一人で気楽に過ごすのが一番です。
という結論となっては身もふたもないので、そんな困難はあるけれど、40歳を
過ぎて、わざわざ結婚し、子育てして良かったなということをまじめに考えてみます。
○とりあえず人生がさみしいものではなくなった。
⇒まー、私は一人でも、飽かずに遊べたりするタイプなので、こちらの実感は
薄いですが多くの方は、この辺りを実感されるのではないかと思います。
○親戚やら、職場やらの既婚者の話の輪に入れるようになった。
⇒独身時代を通じて実家暮らしでしたが、正月に親戚が集まって来るのが
嫌でした。今の時代、そんな気にすることではないのですが。やっぱり、
きょうだい、いとこみんな子どもがいたりするとね。
誰にでも当てはまらない心理的な理由はこの辺りにして、以下は、実利として
何かないか考えてみましたので、次回から書いていきます。
晩婚ってデメリットばっかりなのかな の続き
引き続きデメリットをあげてみましょう
【晩婚ならではのマネーライフに対応しないといけない】
上で書いたことと関係ありますが、色々なライフサイクルを短期間で経験
することになるので、とにかくお金が必要な出来事が続きます。
最近で言えば、幼稚園の授業料(というのかな?)は無償化でタダですが、入園に
あたって制服とか、教材とか、体操服も1セットだとまわらないし、スモッグとかも
購入しなければいけません。
おまけに、幼稚園推薦の教材とか本とか、出入りの写真屋さんが個人の
アルバムを作ってくれるよ(数万円)とか…。なんだかんだで幼稚園もお金がかかり
ます。
時間の次は金ですね。
最も恐ろしいことは、定年後も数年間、大学の学費を捻出せねばならないので、
あっさりと隠居できないのではないかということです。
健康で働くことができたらいいけど、そうでなかったらどうなる???
もちろん、ネットやら雑誌に掲載されている、フィナンシャルプランナー
相談記事によくあります以下のようなアドバイスは実行できません。
⇒「子どもたちが成人独立し、また、住宅ローンも完済した後、定年までは
老後資金を貯めるラストスパート期間です」
そんな期間ないし…。やっぱり、のんびりと老後を過ごすのは難しいかも。
こんな状況下では、晩婚者ならではのマネー戦略が必要かと思います。私も
色々考えて実行してみました。この辺りはいつか書きたいと思います。